オーダーメイドの料理サービスをめざして。

グルメという言葉が当たり前になった現在、ありきたりの料理サービスでは、お客様を「おもてなし」することはできません。
季節や、旬、地産地消、さらには料理法や器選び、盛りつけまで個性やセンスが光る料理サービスを私たちはご提案します。
海外で味わったあの思い出のメニューを、大好きなお母さんの得意料理も、オーダーメイドで承ります。
正統的な様式美だけでなく、あなただけの、ご家族だけの印象的な演出も加えて。「きっと思い出になる」そんな素敵な時間をお届けします。

一乃庵. 庵主 菅原裕典
ご挨拶
料理とは、人を想うこころ。

どんなに豪奢な素材や器を使っても
なぜか心に響かない料理がある。
ありふれた素材なのに、
染み入るような感動のある料理もある。
それはきっと、「人を想うこころ」の有無の差にちがいない。
既成概念にとらわれず、
集う方々の想いを取り入れた
提案型の料理サービスをお届けいたします。

一乃庵. 庵主 菅原裕典
一乃庵.のオーダーメイドの料理サービス

私ども、一乃庵.がオーダーメイドの料理サービスをめざす理由。
それは、料理には人の「こころ」が通っていると信じているからです。

食べることは生きることであり、私達の身体は私達の食べたもので形成されています。そういった意味で、なにを差し置いても私たち人間をはじめとするすべての生命は食事なしでは生きられません。
しかし、人間以外の動物たちが調理、つまり「料理」をすることはありません。彼らは身体にとって必要な栄養素を、それらを含んだ食材から直接摂ればそれでいいからです。では、なぜ人間だけが料理をするようになったのでしょうか。それは、「栄養のあるものを少しでも美味しく食べたい、食べてもらいたい」という気持ち、「こころ」があるからではないでしょうか。それが全ての「おもてなし」の原点とも考えられないでしょうか。どこにでも手に入る食材ばかりを使っているはずなのに、何年たっても忘れることのできない母の味には、味付けや調理法もさることながら、なにより料理に子を思う「こころ」が通っているからではないでしょうか。本当に心に響く料理とは、決して素材や味だけで決まるわけではないはずです。

一方で、もてなす方の気持ちを押し付けてしまうこと、それは本当のおもてなしとは言えません。確かに、私達が当たり前のように食しているあらゆる料理のほとんどは、古人たちが知恵を絞って考案し、工夫を凝らしてきたものです。様々なセレモニーに相応しいとされる内容の決まった料理が存在するのは、言うなればそれがご先祖様の「こころ」です。
しかし、伝統を重んじることは大切ですが、それはあくまでも指標であり、必ず従うべきことではありません。ケータリングサービスも、 形式張ったお料理だけをご提供するのでは本当の「おもてなし」として不十分だと考えました。
一番大切なのは、実際におもてなしをするあなたの「こころ」です。お客様が、考える一番の「おもてなし」をカタチにする。 そのためのどこにもないオーダーメイドの料理サービスです。

四季の彩り一乃庵は、既成概念にとらわれず、集う方々の「想い」を取り入れた提案型の料理サービスをお届けいたします。